先日ランドクルーザー300に改良の情報があるとお伝えしましたが、ランクル300のレクサス版「LX」にも年次改良の話が出てきました。
現在LXはランクル300と同じく受注停止となっており、現在はバックオーダーを捌いている状況ですが、改良後に受注再開する可能性もあります。
また、ランドクルーザー300の方は、搭載される装備がアップグレードされる等の内容でしたが、LXに関しては新しいグレードが追加されるとの情報が入っています。
LX700h登場!?
現在LXにはLX600のみ設定があり、V6 3.5Lツインターボエンジンが搭載されています。
そこに新たにLX700hというグレードが追加され、エンジンには同じくV6 3.5L ツインターボが搭載されそこにモーターが組み合わせたハイブリッドパワートレインとなる模様。
システム最大出力は437馬力となる模様で最大トルクは790N・mとかなりパワフルな数値となっている。
現行LXには初のハイブリッドモデルという事になるが、実は現在ラインナップされているLX600のエンジンは最大出力415馬力と、これから投入されるLX700hとはほとんど馬力差が無い。
ただそれでもLX600hのパワートレイン追加としなかったのは、ハイブリッドシステムによる出足の速さや中間でのモーターアシストによるパワー感が、600よりも上に位置するとのレクサスのメッセージかもしれない。
F SPORTS追加?
新しくLX700hが導入されることが分かったが、同時にいま日本で設定のないF SPORTSが導入される可能性があることも分かっている。
今現在LXには「EXECUTIVE」と「OFFROAD」の2タイプのみだが、そこに新しく加わることになる。
実は海外では既にF SPORTS は導入されていて、なぜか日本には設定が無かった。
今までLXには「豪華仕様」か「アクティブ路線」という正反対のいわば極端な選択しかできず、ドライバーズカーとして乗るとしてもEXECUTIVEは持て余してしまうがOFFROADは逆にアクティブ寄りすぎという声があった。
そこで今回F SPORTSが追加されることによって、ドライバーズカーとして選択するニーズに応えられるようになるのではないかと考える。
ただもう一つ確かな情報ではないが、NXでも導入された「OVERTRAIL」が追加導入されるのではないかと言われている。
その場合OFFROADがどういう扱いになるのかはまだ不明だが、OVERTRAILはOFFROADより若干シティ派になるので、共存する可能性もあるがOFFROADが廃止される可能性もあり、実際に発表されるまでわからない。
12.3インチフル液晶メーター採用
ランドクルーザー300の改良記事で12.3インチのフル液晶メーターが上級グレードに設定されるという情報をお伝えしたが、どうやらLXにも同じものが装備される。
今までLXは8インチの液晶メーターにとどまっており、先代からフルモデルチェンジした際に既に世界的にフル液晶メーターが増え始めたという事もあり、LXに搭載されず不満の声もいくつか出ていた。
そこを今回の改良で解消するという事だ。
12.3インチフル液晶メーターは、トヨタ車でも採用が進んでおりその流れに乗ったという形で装備される。
まだ詳細は分からないが、おそらくトヨタ車に採用されている物と同じものが装備されるだろう。
発売自体は2024年10月~12月予定
新しいLX自体はランドクルーザー300とほぼ同じようなタイミングで発売されるとみられるので、おそらく2024年10月~12月までの間に発売されるだろう。
早ければ10月だが、ランクル300と同じようにバックオーダーが溜まっていると思われるので、新規のオーダーを受け付けるかはまだ不明だ。
そこはディーラーにこまめに直接問い合わせる方が良いだろう。
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