発売してから間もなく多数の受注により受注停止となってしまったトヨタのランドクルーザー300だが、どうやら今年中に受注を再開する動きがあるらしいという事がわかった。
具体的には2024年後半、10月~12月あたりになりそうというのが大勢だ。
人によっては発売当初に契約をして4年待ちという異次元の長納期を伝えられている方もいるようだが、今回の受注再開で納期はどうなるのだろうか。
マイナーチェンジを伴いそう
2024年中に受注再開を目指すとされているランドクルーザー300だが、どうやら受注再開と同時にマイナーチェンジが入る可能性が非常に高いことが分かった。
2021年に200系からフルモデルチェンジをして約3年目となり、確かにマイナーチェンジが入るとしてもおかしくない期間に入っていると思いつつ、ここまで受注がありバックオーダーも溜まっている車をマイナーチェンジするのかという疑問も湧いてくる。
とりあえずマイナーチェンジの内容も不確定ではあるが一部出ているようで、以下が変更予定とのこと。
マイナーチェンジ内容としては今現在最新の車種でも搭載されている機能が採用される予定となっている。
ただ12.3インチフル液晶メーターが採用される可能性があるのは、上位グレードのみで下位グレードは7インチの液晶メーターに留まる可能性が高い。
パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付き)は、先日フルモデルチェンジしたランドクルーザー250でも全グレードに搭載されている為、300にも全グレードに搭載される可能性が高い。
ランドクルーザー300は全長約5m×幅約2m×高さ約1.9mと大柄ボディであるため、パノラミックビューモニターはありがたい機能で、さらに床下透過表示機能付きともなれば悪路などで足元の状況が良く見える為非常にありがたい機能でしょう。
渋滞時支援やコネクティッドナビは、改良が加えられ次第搭載される流れなので、そこは既定路線ですね。
30万ほど値上げの予定
マイナーチェンジ後のモデルはどうやら値上げが予定されていて、その額は約30万円ほどになるという事です。
最近はどの車種も値上げの傾向が続いていますが、30万円は結構な値上げ幅になりますね。
ただこの額は最上位グレードのみの値上げ額になる可能性があり、下位グレードは値上げ幅がもう少し少ない可能性もあります。
ただ、30万円あがると見込んでおく方が、あとで減ったとしても精神的には良いかと思います。
マイナーチェンジ後の販売方法は?
マイナーチェンジが入る可能性があるという事は分かりましたが、気になるのは受注再開後の販売方法だ。
当初の販売時も転売禁止の誓約書はもちろんのこと、残価設定ローンの強制や所有権を簡単に解除できない施策、下取りの強制、ディーラーコーティングの強制など通常ではありえない強気の販売姿勢で購入者側から多くの不満が出ていました。
ただ残念なことに受注再開後もこのような条件を課すディーラーが多そうな雰囲気が出ており、納期が何年もかかる割に不利な条件を押し付けられるというなんとも購入者側を軽視した販売方法になるとみられています。
トヨタの販売方法には不信感も
ランドクルーザー300に限らず、新型アルファードやヴェルファイアも同じ販売方法を取るディーラーが多く、それでも売れていたことから味を占めている感が非常にある。
ディーラーとしても転売対策を十分に行いたいというのは分かるが、そこに付け込んでディーラーが根こそぎ利益を取ろうとする姿勢は頂けない。
トヨタもこのような明らかな販売方法は指導するべきだが、まだこの販売方法が横行しているという事は特に何も指導は入っていないのだろう。
そもそも本当に受注再開されるのか?
ここまでの話を全てひっくり返すような話になるが、そもそも本当に受注再開するかも実は半信半疑だ。
というのも、一部ではまだ納期が2年待ちという契約者がおり、バックオーダーはまだまだ相当溜まっていると考えられる。
それらを抱えた状況で受注再開できるのかどうかいささか疑問である。
また、バックオーダーが相当溜まっているということは、マイナーチェンジされるかも怪しくなってくる。
ここら辺は正直もう少し時期が近づいてこないとわからない情報であるため、追加情報を待ちたいと思う。
コメント