新車で付けたいオススメオプション3選

コラム

新車購入というのはうれしいイベントであると同時に、しっかりとオプションなどを考えて吟味しないと後から後悔するなんてことがあります。

ちなみにオプションは2種類あって、新車を発注時にしか選べない「メーカーオプション」とディーラーに車が来てから装備する「ディーラーオプション」があります。

先述の通りメーカーオプションは、ディーラーからメーカーに注文を入れる際にしか選択できませんので、後から追加等は原則できません。
対してディーラーオプションは、メーカーから車がディーラーに配達されて、そこからディーラーのメカニックなどが取付を行います。
よって後から追加することも可能ですし、タイミングによってはオプションを一部減らすという事も可能、納車後に後から付けたくなっても装備することが可能です。

なので一番注意すべきなのはメーカーオプションです。

今回は、メーカーオプションに設定されやすいオプションの中から新車注文時に付けたいオススメオプション3選をご紹介しますので、新車購入の参考にしていただければと思います。

メーカーオプション自体は新車発注時にしか選択できませんが、中古で車を探す際にもオプションが付いてるかどうかで探すこともできますので、中古車を探している人も参考にしてください。

シートヒーター(ベンチレーション)・ステアリングヒーター

まず一つ目のオススメオプションですが「シートヒーター(ベンチレーション)・ステアリングヒーター」です。

このオプションは、運転席や助手席のシート内に電熱線を入れて、シートを温めるオプションです。
ステアリングヒーターも同じで、ステアリング内に電熱線を入れて、ステアリング自体を温めてくれる機能になります。

車種によってはシートベンチレーションという機能が一緒に搭載されることがありますが、こちらはヒーターとは逆で、シートから風を送って冷やしてくれる機能になります。
基本的にはシートヒーターが多いのですが、高級車になってくるとベンチレーションも一緒に付いてくることも多いです。

そしてこのシートヒーター・ステアリングヒーターは何がオススメかと言うと、もちろん冬です!!
このオプションは冬場に非常に威力を発揮します。

ステアリングヒーターは、触るのも嫌なキンキンに冷えたステアリングをすぐに温かくしてくれます。
特に最近は、内装の向上から比較的安い車でも革巻きのステアリングが採用されていることも珍しくありません。
革巻きは高級感があってよいのですが、冬場は非常に冷たくなりますので、ある程度車内が温まるまでは冷たいままで運転しなければなりません。

しかし、ステアリングヒーターがあれば、スイッチを入れて数分でステアリングが暖かくなります。
同時に手も暖かくなるので、特に手足が冷えるような方は効果が絶大ではないでしょうか。

また、シートヒーターも同じです。

最近は合皮や本革がシートに採用された車種が多く、冬場は座ると冷たく感じます。
シートヒーターがあれば、その冷たさも数分で終わり、すぐに暖かいシートになってくれます。
また、シートヒーターの熱で体も温まりますので、暖房が効き始めるまでの繋ぎとしても使えます。

ハイブリッド車などの常にエンジンが動いていないような車種の場合は、暖房が効くまで水温を上げるためにエンジンがかかることが多く、その分燃費が悪くなってしまうので、ステアリングヒーターとシートヒーターで暖房をONにしないことで燃費向上にも繋がります。

特に寒い冬場にこのオプションを付けて良かったと思います。

全周囲モニター

2つ目のオススメオプションは「全周囲モニター」です。
全周囲モニターは汎用的な呼び方で、メーカーによっていろいろな呼び方があります。

メーカー別全周囲モニターの名前
  • トヨタ:パノラミックビューモニター
  • 日産:アラウンドビューモニター
  • ホンダ:マルチビューカメラ
  • 三菱:マルチアラウンドビューモニター
  • マツダ:360°ビューモニター
  • スズキ:全方位モニター
  • ダイハツ:パノラマモニター

全周囲モニターは、「車を上から見たような映像」と表現されることがありますが、名前の通り車の周りをすべて映してくれるモニターです。
日産がアラウンドビューモニターとして売り出して急速に広まり、最近では軽自動車でもオプションで搭載できる車種が増えてますね。

車は死角が多い乗り物ですから、車の周囲の状況がわかる全周囲モニターは非常に便利で安全です。
車から降りた子供がその降りた車に轢かれてしまったり、駐車場からの発進時にいつの間にか車の前にいた子供を轢いてしまうなどの痛ましい事故は毎年起こっています。

全周囲モニターがあればこういった事故を防ぐことが可能です。

それだけではなく、駐車が苦手な方、大きな車に乗っている方、狭い駐車場などで不安な方は全周囲モニターは非常に役に立ちますので、選択できるならマストで選択したオプションですね。

アダプティブハイビームシステム

最後3つ目のオススメオプションは「アダプティブハイビームシステム」です。

普段夜間を走る際にヘッドライトは上向き、つまりハイビームで走行することが警察等から推奨されています。
確かにハイビームは遠くやサイドまで広く見やすくなりますが、対向車が来た場合や前走車がいる場合はハイビームにより相手を幻惑させてしまい、事故を誘発させてしまう可能性があるので下向き、つまりロービームにしなければなりません。

昔は手動でハイビームとロービームを切り替えていましたが、最近では車のカメラが対向車や前走車を判断して自動で切り替えてくれる「オートマチックハイビームシステム」が普及していました。

その「オートマチックハイビームシステム」をより進化させたものが、「アダプティブハイビームシステム」になります。

アダプティブハイビームシステムは、車両に搭載されているカメラと連携して、必要な部分だけをハイビームからロービームに切り替えてくれます。
対向車が来た場合は、対向車の部分だけをすれ違うまでロービームに切り替えて、前走車がいる場合は前走車の幅だけをロービームに切り替えてくれます。

この機能の良いところは「必要な部分だけロービームに切り替える」というところです。
例えば対向車が遠くからくるとすれば、オートマチックハイビームだと遠くで対向車を検知してからすれ違うまでロービームになりますが、アダプティブハイビームの場合は対向車の部分だけを臨機応変にロービームに切り替えますので、対向車以外の部分はハイビームのままになるので必要最低限のロービーム範囲で走行することができます。

もちろん前走車がいる場合も同じで、前走車の部分だけをロービームにしてくれますので、それ以外の左右の歩道などはハイビームのままになり、歩行者などをいち早く見つけることが可能となります。

単純な切り替えのオートマチックハイビームよりも広い範囲をハイビームで走ることができるので、非常に安全な装備ですから、装備できるなら必ずつけたいオプションです。

私は選べるならこの3つ全部選びます!!

今回紹介したオプションは、車種によっては標準装備で合ったりそもそも選ぶことすらできないという事もありますが、私が新車購入時に検討している車種に今回紹介したオプションが選べるのであれば、必ず選ぶと言っても良いほどおすすめできるオプションです。

また、メーカーオプションは特にその性質上後付けができませんので「いらなかったな」となるのは最悪よくても「付けとけばよかった」となるとどうしようもないので、ぜひ選択することをお勧めします。

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