【受注2.4万台】新型フリードが発売前から絶好調

HONDA(ホンダ)

 先日フルモデルチェンジが発表されたホンダの新型フリードが、6月28日の発売を前に既に受注が2万4000台に達していることが分かった。

フリードは8年ぶりにフルモデルチェンジをするコンパクトミニバンだが、そのサイズ感と使い勝手の良さでモデル末期でも台数が出ていた人気車である。

その人気車がフルモデルチェンジするとあってはお祭り状態になることは間違いないと思っていたが、やはり想像通りの結果となった。

グレードによっては9ケ月待ち

新型フリードには大きく分けて2タイプあり、先んじて新型ステップワゴンで導入された「AIR」とアクティブな印象を持たせる「CROSSTAR」が設定されている。

AIRはシンプルなデザインでスタイリッシュに仕上げた外装・内装となっており、普段使いでも問題なく乗ることができる。
一方CROSSTARではアクティブなユーザーを意識してデザインされ、遊び心をくすぐるようなタイプとなっている。

現在5月17日から先行予約を開始して1ケ月少しで2万4千台売れているわけだが、いろいろと設定されたタイプ・グレードが用意されている中で、「e:HEV AIR EX(304.7万円)」というハイブリッドモデルでAIRタイプの中では最も高いグレードが既に9ケ月待ちとなっているようだ。

ちなみにアクティブな印象のCORSSTARは現在最長4ケ月待ちとなっていて、コチラも長納期となっている。

ハイブリッドが売れ筋

新型フリードはハイブリッドモデルとガソリンモデルが用意されており、ガソリンモデルは1.5Lで118馬力、ハイブリッドはe:HEV方式で1.5Lエンジン(106馬力)+123馬力のモーターが組み合わされたパワートレインが用意されている。

気になるハイブリッドモデルとガソリンモデルの販売比率だが、現在の受注時点ではハイブリッドが85%、ガソリンが15%となる。

やはり昨今の事情からもハイブリッドモデルが人気になるとは予想していたが、ハイブリッドがほぼほぼ占める割合となっているのは非常に驚いた。

ガソリン代の高騰や、e:HEVの完成度が評価されて、ハイブリッドを選ぶ方が多いのではないだろうか。

新型フリードを考えている方は急いだほうがいい

新型フリードの受注が凄まじいことになっているという事はここまででわかっていただけたかと思う。
また、狙っていた方は既にディーラーへ商談へ行き、契約した方も多いかもしれないが、まだ迷っている方などは早くした方が良いかもしれない。

現在時点で受注停止などの情報は入っていないが、このまま受注が伸び続けるという事になれば、一旦受注停止になる可能性もある。
また、ホンダも昨今の不正問題が発覚しており、トヨタのように社内調査で出荷停止になる可能性も無きにしも非ずなので、狙っている方は今のうちに受注を入れておかないと、停止になるかもしれないというリスクと、納車が1年待ちになる可能性どちらもあるということは留意しておいてほしい。

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