本日スズキが新型FRONX(フロンクス)のティザーサイトを公開し、先行発表しました。
FRONX(フロンクス)は元々インドのスズキ現地法人が2023年から販売している自動車ですが、この度日本でも導入されることが発表され、先行でティザーサイトが公開されています。
FRONX(フロンクス)は普通自動車のSUVになり、インドでは数々の賞を獲得している自動車です。
スズキでは昔エスクードとイグニスというSUVがありましたが販売終了。
その後継モデルは導入されず、普通自動車のSUVはジムニーシエラのみとなっていました。
そこに今回FRONX(フロンクス)が加わることでSUVのラインナップを拡充するとともに、エスクードの実質的後継モデルという事で展開していくようです。
2024年中には発売か
気になる日本での発売日ですが、おそらく2024年中での発売が濃厚とみられています。
既にティザーサイトが公開されていること。
車自体はインドで既に発売されている事から、日本の法規に合わせる対応を取ったとしても2024年中には間に合うでしょう。
最近スズキはスペーシアカスタムで軽自動車の王者であったホンダのN-BOXをかわし1位になったことで勢いがあり、FRONX(フロンクス)の発売が後押しになるのは間違いないでしょう。
競合はダイハツロッキー・トヨタライズ・ホンダWR-V
FRONX(フロンクス)がインドで発売されているそのままのサイズ感では導入されるとしたら、競合はダイハツロッキー・トヨタライズ・ホンダWR-Vになるでしょう。
全長4m程度のコンパクトSUV界隈は、スズキだけラインナップを持っていない状況でした。
色々あってごたごたしたロッキーやライズは、問題が起きるまでは非常に人気のあるSUVでしたし、あのサイズ感の需要というのは大きいです。
そこにスズキも参入することで、他メーカーの需要を取り込みたいという意図があるものとみられます。
そこはサイズ感にも表れており、FRONX(フロンクス)の海外仕様は【全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm】となっており、まさに競合と同じようなサイズ感です。
少し気になるのは全幅が1765mmと日本では3ナンバーサイズとなりますので、もしかしたら5ナンバーサイズの1695mmに変更してくる可能性もあります。
ただ、1765mmでも問題ないサイズ感なので、そのまま出してくる可能性と両方あり、これは実際に発売されてから確認したいところです。
パワートレインは2種類の可能性
現在海外で販売されているFRONX(フロンクス)には以下のパワートレインが用意されています。
以上4つのパワートレインが海外仕様では用意されているが、日本で投入されるとすればおそらく「直列3気筒 1.0Lターボ＋マイルドハイブリッド」と「直列4気筒 1.5L自然吸気＋マイルドハイブリッド」と予想します。
まず、スズキはマイルドハイブリッド車を大幅に増やしているという流れから、今回海外仕様で用意されているマイルドハイブリッド搭載パワートレインが導入されると予想されるのが一つ。
競合のWR-Vが1.5L自然吸気エンジン搭載である事と、ロッキー・ライズに1.0Lターボが用意されていることから、そこにぶつけてくるのではないかと考えられます。
また、走りの観点からも1.2L自然吸気よりも1.5L自然吸気のほうが断然良いし、下の排気量は1.0Lターボに任せておけば、明確に需要を分けることができます。
中途半端に1.2L自然吸気を用意するよりはよいという判断ですね。
最新装備は踏襲される模様
新型FRONX(フロンクス)には、様々な装備が搭載される。
海外仕様では以下のような装備が搭載されているが、日本仕様でもある程度そのまま入ってくる模様。
このクラスの装備としては結構充実している装備になるとみられており、ヘッドアップディスプレイが付けば競合の中では唯一装備されることとなります。
海外仕様ではボディカラーが10種類
新型FRONX(フロンクス)の海外仕様ではボディーカラーが10種類用意されています。
主に定番の白・黒・シルバーにブラウン系、そしてルーフが黒になるツートン、そして青色となります。
新型FRONX(フロンクス)内装※海外仕様の為若干国内仕様と異なる点がある可能性があります。
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