超高級ハイパーカーメーカーとして知られるブガッティが、新モデルとして「トゥールビヨン」を発表しました。
トゥールビヨンは時計が好きな方はご存じかと思いますが、簡単に言えば時計が狂わなくなる機構ですね。
そんな名前を冠したハイパーカーが出てきました。
8.4L V16エンジン+3基のモーター搭載で合計1800馬力!!
気になる搭載エンジンは、8.3LのV16が搭載され、エンジンだけで1000馬力を発生させます。
そこにフロント2基リア1基のモーターを組み合わせ、モーターだけで800馬力を発生させ、単純に合計した馬力は1800馬力と度肝を抜かれるパワーですね。
地球温暖化フル無視エンジンと言えます(笑)
また、レブリミットが10000回転付近にあるため、V16がそこまでの高回転回るのもかなり注目点です。
最高速度は時速450km前後と、日本の新幹線より早く、開業が遅れているリニアモーターカーの最高速度にあと50kmで到達するめちゃ早スピードという事がわかります。
エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドかと思いきや、実はPHEVで満充電で59km走行することができます。
近所のお買い物にぴったりですね。
ブガッティはヴェイロンの頃からW16をメインに搭載してきましたが、今回はV型エンジンにシフトしたようです。
エンジンの長さは直列8気筒相当ですから相当エンジンルームが長く広大になることが予想されます。
約6.5億円 前澤氏は買うのか?
気になる価格は日本円で約6.5億円と、アストンマーチンのヴァルキリーが2台買える価格というまさにハイパーカーとなっています。
超高級車で庶民の我々には到底手の届かない夢の車ですが、先述したアストンマーチンのヴァルキリーを所有しているスーパーカーコレクターで知られるZOZOTOWN創業者の「前澤友作」氏はもしかした購入するかもしれませんので動向に注目です。
メーターは敢えてアナログ
そして今回なぜ時計の機構である「トゥールビヨン」が名づけられたのか。
その理由はメーターにあります。
今回搭載されるメーターは、昨今デジタルメーターが主流になる中敢えてアナログメーターとなっており、時計をイメージしたデザインとなっています。
もちろん針の動きもアナログで高級時計のような動きで速度や回転数を表示してくれます。
また、メーターの位置は基本的にハンドルの奥に設置されるのが普通ですが、トゥールビヨンではハンドルとほぼ同じ位置にメーターが装備されます。
メーターがハンドルと同じぐらいの奥行に設置されますが、ハンドルとシャフトの接続点をメーターより奥にすることで、メーターが邪魔にならないようにハンドルを回すことが可能となっています。
百聞は一見に如かずという事で、見ていただいた方が早いでしょう。
ステアリング本体とシャフトの接続点が奥に設置されている
その他の装備としては、可変GTウィングを装備し、ブレーキ時にはウィングが立ってエアブレーキの役目も果たします。
また、ペダルはオルガン式で乗員の体格に合わせてアクセルペダル、ブレーキペダル、フットレスト一式の前後位置を調節する機構も備わっており、より最適なドライビングポジションを取ることができるようになっています。
時速450kmも出る車ですから、ポジションは最適な位置にしたいですよね。
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