このほどXで衝撃のポストが出てきた。
スズキの人気軽自動車「ハスラー」が走行中にエンジンから出火し全焼したらしい。
既に該当のポストが削除されていて、見ることはできなくなっているが、おそらく白ボディのハスラーが無残にも焼けていた画像が載っていた。
原因は?
どうやら新車で納車されてまだ1ケ月少しのバリバリのニューカーみたいだが、とんでもない不運だ。
ハスラーはつい最近マイナーチェンジしていて、新特別仕様「タフワイルド」グレードが追加されているが、この時期で納車から1か月ということはおそらくマイナーチェンジ前の車両と思われる。
オーナーはハスラーを1ケ月点検でスズキのディーラーに持って行ったそうで、そこから数日して走っている最中にいきなりエンジンルームから煙が上がったそうだ。
急いで停車したが今度は炎が上がり、消火器を探したようだが見つからず、そのままなす術なく全焼してしまったという。
消防などの現場検証の結果、エンジンルームから通常は出ない「繊維質」の物が出てきたそうで、それがエンジンルーム内にあったことで着火してしまい、そのまま火災に繋がったとみられている。
オーナーは繊維質の物がエンジンルーム内に入るのは通常あり得ないことから、1ケ月点検の時にボンネットをディーラーが開けた際に、ウエスか何かをそのままにしてしまい、ボンネットを閉めそのまま返却されたのではと考えているようだ。
この件についてスズキ側は、原因がエンジン自体によるものではないこと、「繊維質の何か」という通常エンジンルーム内にはないものであることから、メーカー側の責任はなく何も対応してくれないそうだ。
実際にどこで入ったかは闇の中
今回の円状の原因となった「繊維質の何か」について、X上では様々な憶測が出ており、
などなどいろいろと出たが、結局は今となっては分からない。
確かにエンジンルーム内には、基本的には繊維質の何かは通常入ることはない。
点検時にウエス等を忘れたというのが一番しっくりくるが実際のところはわからない。
ただ、道路上に落ちていた何かを巻き上げてそれがエンジンルームに入ってしまうという事は無いことも無いかもしれない。
エンジンの下にアンダーカーバーがある車種ならある程度防げるが、カバーが無い車種の場合は巻き上げる可能性があるかもしれない。
小動物が咥えてそのままエンジンルームに入り込んでしまう可能性も無きにしも非ずといったところだろうか。
猫などは一体どこから入ったんだというぐらいにいつの間にかいることが多いので、動物にも注意したい。
ただそうなれば今回以外にも炎上案件がちょこちょこ出てくるはずなので、あまり考えにくいのかもしれない。
今のところはどうしようもなさそう
結局のところ明確な原因が不明なため、スズキ側も保証等の対応を断っており、オーナーも諦めているようだ。
もし可能なら繊維質の物が何であるかを分析などして、点検に出したディーラーで使っている物と比較してみるか、もしドラレコなどが搭載されていて、駐車時監視機能などがある場合はもしかしたらウエスなどが残ったままボンネットを閉めるところが映っているかもしれないので、そちらを調べるしかなさそう。
このような事態は不運としか言いようがないが、こういった可能性に備えて特に新車は車両保険を付加+新車買い替え特約などをつけて、万が一の事態に備えた方が良さそうだ。
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