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【値引き渋め】新型プリウスの価格・見積・売れ筋グレードは?

TOYOTA(トヨタ)

 ハイブリッドカーの先駆けともいえるトヨタの「プリウス」ですが、2023年にフルモデルチェンジし、新型プリウスとなりました。
初代、2代目とあまり振るわなかった車種ですが、3代目から一気に人気が爆発し、そこから今に至るまで日本の道路を多くの台数が走っています。

今回はそんな新型プリウスの見積をしてみましたので、購入検討されている方は是非参考にしてください。
また、プリウスの値引き状況も調べていますので、最後までご覧ください。

プリウスのグレード構成は?

プリウスのグレード構成と車両価格(税込)
  • HYBRID X(1.8L+モーター)【2WD/4WD】(車両本体価格:275万円/297万円)
  • HYBRID U(1.8L+モーター)【2WD/4WD】(車両本体価格:243万円/262.8万円)※KINTO専用の為見積なし
  • HYBRID G(2.0L+モーター)【2WD/4WD】(車両本体価格:320万円/342万円)
  • HYBRID Z(2.0L+モーター)【2WD/4WD】(車両本体価格:370万円/392万円)
  • HYBRID Z PHV(2.0L+モーター)【2WD】(車両本体価格:460万円)

 プリウスのグレード構成は、大きく分けて4つで、下からX・U・G・Zになります。
Uグレードに関しては、トヨタのサブスクリプション型のリース契約「KINTO」でのみ取り扱いのあるグレードになりますので、一般販売されているグレードはX・G・Zのみになります。
Xグレードは一般販売されていますが、ビジネスグレードとトヨタも決めて販売しているので、G・Zと比べてかなり装備が省かれています。

それぞれに2WDと4WDが用意されており、Zグレードにはプラグインハイブリッドモデルも設定されており、プラグインハイブリッドモデルは2WDのみの設定です。

また、Zグレード(PHV含む)とGには2.0Lのダイナミックフォースエンジンが搭載されていますが、U・Xには1.8Lの1世代前のエンジンが使われている点も要注意です。
エンジンに伴いフロントに使用されるモーターも変わっており、Z PHV車は163馬力208N、Z(PHV以外)とGは113馬力206N、U・Xは95馬力185Nと出力も異なっています。
※4WDのリアモーターは全グレード同じものを採用

一応記載しておきますが、プリウスはハイブリッド専用モデルとなりますので、ガソリンモデルの設定がありません。

実際の見積額は?

各グレードごとに見積を行ってみました。

プリウスは選べるメーカーオプション(MOP)はそこまで多くありませんが、リセールに影響しそうな装備や快適装備に関しては選んでおります。

PHVに関しては太陽光パネルを選択できますが、同時にパノラマルーフを装備できない為、今回はリセール重視でパノラマルーフを選択しております。

また寒冷地仕様に関しても今回は選択しています。
プリウスの寒冷地仕様はPTCヒーターやリアヒーターダクトなど雪が降るような地域でなくても使える装備が付くほか、一番大きいのは全グレードでグリルシャッターが追加されます。
グリルシャッターは効率的に暖房を効かせたり、素早く冷却水温度を上げることができる為、特にハイブリッド車などのエンジンが頻繁にON/OFFするシーンで非常に役に立ちます。

HYBRID X(1.8L+モーター)グレード

HYBRID Xグレードの見積総額は約317万円となりました。
ベースグレードでも310万円超えになり、弟分にあたるアクアの最上級ZグレードフルOPと同じ価格になりましたね。

プリウスはビジネスシーンで非常に多く利用されている車種でもあります。
通常は特にメーカーがビジネスグレードと宣伝することはないのですが、今回のプリウスはXグレードをビジネスグレードと大々的に宣伝しており、積極的に販売を試みています。

もちろんビジネス用途以外でも一般のユーザーが購入することが可能で、Gなどの中途半端に装備を付けるぐらいなら最低限のXにするというニーズも多いようです。

Xの場合は他グレードで付けられるパノラミックビューモニターが無い他、標準でオーディオレス仕様であるため、MOPとしてGグレードに標準装備されるものと同じ8インチディスプレイオーディオを選択しています。

Xグレードはオーディオレスなので、別途好きなナビを取り付けることも可能ですが、8インチディスプレイオーディオオプションを付けることで、ブラインドスポットモニター[BSM]+安心降車アシスト[SEA]+後方車両接近告知+後方車両への接近警報+セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)、周辺車両接近時サポート(通報提案機能)、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両+後方歩行者)、バックガイドモニター、ETC2.0ユニット、カメラ洗浄機能付となりステアリングスイッチに音声認識・ハンズフリー操作が追加されるので、安全系の装備を充実させたい場合はマストで選んだ方が良いですし、そうでなくてもいろいろな装備がセットで追加されるため、総合的にお得なオプションでもあります。

ただ最低限のグレードな為、内装などの質感は割り切りが必要です。

HYBRID G(2.0L+モーター)グレード

HYBRID Gグレードの見積総額は約351万円となりました。
Xから一気に価格が40万ほどUPしましたが、選んだオプション自体はXとそこまで変わりませんので、車両本体の価格差がそのまま金額UPになりました。

Xでは選択できなかったパノラミックビューモニターを選択し、ボディ色も有料のホワイトパールなどが選べるようになっています。
内装などは加飾などが増えていますが、正直意外とXと差がないなという印象です。
ステアリングも革巻き・シートもGは上級ではありますがファブリック・ドアアームレストも合皮など悪くないです。
あとはアルミホイールが装着されるのとデイライト有というところでしょうか。

ただ大きな違いとしてエンジンとモーター出力に差があります。
Gグレード以上からは2.0Lダイナミックフォースが搭載されるうえに、モーターもXよりも18馬力21N強化された物が採用されているため、スポーティな走りができるのはG以上からでしょう。

HYBRID Z(2.0L+モーター)グレード

HYBRID Zグレードの見積総額は約416万円となりました。
Xグレードからの価格差は約100万円ほどになりました。

しかし最上級Xグレードになるとメモリー付きパワーシートになったり、ナビ画面が12.3インチになったり、シート表皮が合皮になったりステアリング・シートヒーター・ベンチレーションが付いたりと、高級車感が増しX→Gよりも大きな装備変化があります。

また、Zグレードからリセールに高評価なパノラマルーフを設定できるなど、様々な箇所が異なります。
他の車種に比べると、GとZとの差が結構大きく設定されている印象です。

HYBRID Z PHV(2.0L+モーター)グレード

 HYBRID Z PHVグレードの見積総額は約500万円となりました。
トヨタのどの車種にも言えることですが、PHVは一気に価格が上がります。

Zとの価格差は100万円ありますが、実際の装備としてはあまりコスパはよくありません。
内装自体はそこまで変化はなく、ディスプレイオーディオPlusが標準になったぐらいで、価格のほとんどがPHV装備になります。
一応MOPで太陽光発電システムが選べますが、パノラマルーフとの同時設定が不可能なため、リセールを考えるとパノラマルーフのほうが良いかなと思います。

売れ筋オススメグレードは?

 現在の売れ筋グレードは、HYBRID Zグレードのようです。

プリウスはX・G・Z構成となっていますが、今回に関してはGとZの装備差が大きいので、乗り出しを最小限に抑えるならXグレードにして、それ以外はZを狙った方が良いかと思います。
特にGグレードの装備が価格にしてはイマイチですから、長く乗るならZグレードにした方が良いと思われる方が多いのでしょう。

XとGはパワートレインが異なりますので、そこにこだわる場合はGでも良いですが、装備を第一に考えるなら中途半端にGよりはZグレードが良いでしょう。

また、Zグレードの中でも4WDモデルも好調のようで、最近のトヨタのE-Fourはリアモーターが40馬力近くあるパワフルな4WDシステムを採用している為、発進時以外でもリアモーターが働き、今まで以上に4WDの走りと安心感が手に入るというところも大きいのでしょう。

プリウスの値引きは渋め

 プリウスは2023年にフルモデルチェンジをして新型プリウスとなりましたが、トヨタの最近の傾向として車両本体から値引きをしないディーラーが増えました。

それは特に2022年~フルモデルチェンジした車に多く見られ、トヨタの販売方針が変わってきているとみられます。

フルモデルチェンジ前の50系では大きな値引きを期待できましたが、今回の60系新型プリウスでは車両本体は良くて5万円程度しか見込めないでしょう。
DOPからはいささか値引きはまだできると思いますので、DOP総額から約3割ぐらいの値引きを目標に交渉してみてください。

これからの状況によっては車両本体からも値引きが拡大する可能性はありますが、現状は値引きは渋め」と考えてください。

最後に

 今回は、トヨタのハイブリッド新型「プリウス」の各グレードの見積を見てきました。

 40系から50系とは異なり、今回はデザインや内装もガラっと変わり、フルモデルチェンジ感がありますね。
スタイルなども大きく変わりより空気抵抗を下げるデザインとなりました。
今現在はまだ40系50系が多くは知っていますが、いずれ60系が幅をきかせるのもそう遠くないかもしれません。

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