マツダ7月中旬に生産再開予定か

MAZDA(マツダ)

 先日型式指定の不正認証問題で一部車種の出荷停止をしていたマツダが、7月中旬に出荷を再開するとという事がわかりました。

これは国土交通省が出荷停止の措置を解除したためで、順次生産が再開される予定だ。

マツダで型式不正により生産が停止されていたのは「ロードスターRF」とコンパクトカーの「マツダ2」の2車種で、出荷停止指示が出たときに既に生産完了していた車体は出荷が再開され、これから生産する物に関しては、部品供給会社とのタイミングを合わせる為、7月中旬から生産が再開される模様

ディーラーからは安堵の声と不安の声

出荷停止により納車ができなくなっていたため、マツダのディーラーでは納車を待っていたユーザーに対して納期が遅れるなどの連絡対応を取ってきたが、順次納車できることから安堵の声が出ている。

問題となっていた2車種はマツダ名の中でものすごい人気車種というわけではないが、ある程度台数が出ていたのは確か。
ディーラーとしては契約を取っても登録ができなければ数字に反映されない為、そういった面でもディーラーはひとまず安心しているのではないか。

ただ、逆に不安の声もある。
型式不正+自動車メーカー5社が一斉に発表したこと+安全に関わる部分であったことから、出荷が再開してもブランドイメージが悪くなってしまって売り上げに影響が出るのではという懸念だ。

中には特に問題と思っていないユーザーもいるが、やはり一部には買い控えをするユーザーもいるため、以前に比べて車が売れなくなるのではという営業マンの心配の声もわからなくもない。

また、マツダは国内向けに新モデルCX-80の発売を控えており、投入後は高い販売台数ノルマも与えられるだろうから、イメージによる買い控えが起きると非常に厄介だ。

こういった不正の信頼を取り戻すには時間がかかるため、ここはマツダとしても自動車業界としても我慢の時期ではないだろうか。

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