ランドクルーザー300&LXの盗難相次ぐ

LEXUS(レクサス)

ランドクルーザー300と言えば、トヨタが誇る世界的にも人気なSUVだが、同時にレクサスLXもランドクルーザー300のレクサスバージョンという事で、世界的に人気がある。
人気が故に現在どちらも受注を停止しており、執筆時点では新しく発注することはできません。

そして国内のみならず海外でも非常に人気があるという事は、逆に言うと車両窃盗団の標的になりやすく、盗難にあう可能性が非常に高い。

もちろん国内でも盗難の報告はちらほら聞くが、最近続けて盗難の事例が出てきた。

ランドクルーザー300&LX共に盗難

つい最近もXにてランドクルーザー300とLXの盗難ポストが出てきた。

どちらも駐車場に止めている間に盗難されたようだが、LXの方はコインパーキングに止めている間に盗難され、指紋認証やハンドルロックはしていた模様で、その他のセキュリティ対策をしていたかわからない。
コインパーキングという事で、たまたまそこに停めた際に盗難されたのか、該当のコインパーキングを毎回停める駐車場代わりにしていたのかはわからないが、ハンドルロックや指紋認証はやはり本気で盗難しようとしている悪党には意味がないと改めて認識させられる。

ランドクルーザー300に関しては、どこまでセキュリティ対策をしていたかはわからないが、基本的なシステムはLXと同じであるため、特にセキュリティ対策をしていなければ簡単に盗まれてしまうだろう。

盗難は防げないのか

ランクル300やLXは先代の頃から盗難が相次いでおり、トヨタの純正セキュリティシステムでは全く意味をなさないので盗難は防げないのか。

実際本気の窃盗団が来れば、ハンドルロックをしていようが指紋認証をしていようがタイヤにロックをかけていようがすべて破壊されて突破されてしまう。
指紋認証に至っては、当初から「意味がない」と言われており、改めてそれが証明されてしまった。

指紋認証システムは全く意味がない

実はランクルやLXに登録されている指紋認証システムは本当に全く意味がない。
みなさんの指紋認証システムのイメージは「指紋認証されなければエンジンがかからない」という事を想像するだろうが、実はそうではないのだ。

ランクルの取扱説明書にも記載されているが、指紋認証に失敗したり何らかの理由で指紋認証ができない場合は「スマートキーをエンジンスイッチに近づけてスイッチを押してください」と書かれている。
結局指紋認証ができなくてもエンジンをかけることができてしまうのだ。
よって、指紋認証しなければ何が何でもエンジンがかからないというシステムではない為、ただの飾りに過ぎない。

車外セキュリティシステムの導入を

ハンドルロックやタイヤロック等では全く意味がないとなると、今現在実用的なのは社外セキュリティシステムだ。

社外セキュリティシステムには「パンテーラ」「ゴルゴ」「IGLA」などがあるが、今のところこれらが簡単に突破されて盗難されたという話は聞いていない。

電子部品ではあるし市販されていることから、解析されて突破されるのは時間の問題だと思うが、現在ではこれらを導入することでとりあえず盗難される確率を減らせるようだ。

一番良いのは、社外セキュリティを入れるのもそうだがターゲットにされないように「ガレージ保管」にするというのが良いが、ランクルやLXを購入する人が全員ガレージを持っているわけではない無いし、新たにガレージを建てたりするのも非常にお金がかかるため、現実的ではない。

となると、手っ取り早く防げるとすれば社外セキュリティの導入なので、盗難のリスクを減らしたい場合は導入を検討した方が良いだろう。

最後に、盗難に遭った該当車両が速く無事に見つかることを願う。

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