TOYOTA自動車の認証不正問題で生産及び出荷が停止されていた3車種のうち、大きく影響を与えていた「ヤリスクロス」について、トヨタ自動車は9月に出荷再開を決定したという情報が入った。
ヤリスクロスは6月に発覚した認証試験における条件の不正によって、国土交通省から不正があった3車種について生産及び出荷の停止を指示されており、今月初めの時点では対象車種の出荷再開が見通せない状況が続いていました。
当初はもっと早い見込みだった?
もともと認証不正の内容が、国が決めている基準よりも厳しい条件に設定された試験データを使用したという内容で、関係者からは不正の内容がダイハツとは異なるベクトルであったことから、すぐに生産及び出荷が再開されるだろうと見込んでいた。
しかしそうは問屋が卸さず、発覚から1,2ケ月が経過しても国土交通省は許可を出さなかった。
一部では会長の豊田章夫氏の会見内容が、国土交通省関係者の印象を悪くし、その関係で伸びたのではないかとという憶測も飛び交っていた。
認証不正問題で生産・出荷が停止されていた3車種の中の1台「ヤリスクロス」は、非常に人気の車種で有り、多くの方が発注・納車待ちの状態であったことから、ディーラーなどの販売会社はかなり売り上げ予定が狂ったという話も聞く。
そこに今回出荷再開の情報が入ったことについてはディーラー関係者も安心しているのではないだろうか。
具体的には9月2日から再開
認証不正で出荷が停止されていた3車種が具体的には9月2日に再開されるという事から、納車を待ち望んでいた方もひとまず胸をなでおろすことができるのではないだろうか。
トヨタとしては今回の認証不正を皮切りに様々な問題が表に出てきており、今までの体制や風習、慣習をすべて無くして再度出発しなければ、再度このような事態を招くのではないだろうか。
トヨタ以外でも不正問題が数々発覚している状況を見ても、これを機に今後の自動車業界は変わらなければならないターニングポイントに来ているのではないだろうか。
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