先日タイで行われているバンコクオートサロン2024にて、トヨタのタイ法人がコンパクトミニバンとなる新型「ヴェロズ」を発表しました。
ヴェロズはアジアを中心に展開予定の3列シートになるのですが、所謂ミニバンというよりは、SUVミニバンといった様相で、ややアクティブな印象のデザインでスライドドアではなく4枚ともヒンジドアになっており、国内で見かけるミニバンとは少し違った印象です。
SUV風ミニバン?ミニバン風SUV?
ボディサイズは全長4475mm×全幅1750mm×全高1700mm、ホイールベース2750mm。
最低地上高は205mmとSUVという要素も持ち合わせている為、やや高めに設定されています。
採用されるエンジンは、1.5Lの直列4気筒自然吸気エンジンで、最高出力は106馬力・138N・mとなります。
やや車体に対してエンジンが力不足のように感じますが、今回投入されるモデルにはこのパワートレインのみラインナップされるようです。
また、車長が4475mmしかない為、3列をフルで使用した場合、かなり狭くなると予想されるため、3列目は緊急時での使用や、子供を載せるという用途に限定されそうですね。
日本発売はある?
こういった海外の新型車が発表された際に気になるのは日本への導入があるのかどうかですが、残念ながら現在時点で新型ヴェロズの日本投入は予定されていません。
日本国内のトヨタのミニバンラインナップは非常に充実しており、同じサイズ感で言えばシエンタがそれにあたります。
丁度サイズ感がバッティングしてしまうし、パワートレインの非力さから見ても国内導入は無いと考えらえれます。
ただ、デザイン的にはアグレッシブでカッコよく仕上がっている為、あのサイズ感で仕方なくシエンタにしているという層には非常に刺さるかもしれません。
見た目はライズっぽい
新g奈多ヴェロズのフロントマスクは、ライズっぽさが漂っており、そこにさらにエッジなどを追加して起伏を大きくした感じになっていますね。
また、内装は見たことある方はピンとくると思いますが、ほぼライズです。
おそらくライズベースで作られているという事がわかります。
サイドビューはライズと比べても車長が伸びている為、のびやかなラインが感じ取れ、大型SUVにも見えるほどの存在感があります。
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